ボイトレ講師時代に気付いた事と整理収納の共通点
唐突ですが、
僕は昔ボーカリストで、
ボイトレ講師をやっていました。
あ、後でちゃんと整理収納の話しになります(笑)
歌を生業にしようと必死な生徒さん達と日々接する中で、
歌が上手な子とあまりそうでない子に
1つの共通点があると感じていました。
歌のうまさ
特に表現力を決める要素(の1つ)
ってなんだと思いますか?
それは語尾を大切にしているかどうかです。
最近の歌は特にキーが高く、
決め所(特にCメロや大サビ)なんかは
もう本当勘弁してって思うくらい高いです。
でも流行りの歌はやはり皆さん歌いたいので、
頑張って高い声を出そうとします。
で、練習の成果もありなんとか出るんですが、
その1番高いポイントを歌った直後、
一気に気が抜けて語尾が適当になり、
なんだか残念な感じになってしまいます。
目的がいつの間にか
上手に歌う→高い声を出す
に変わってしまうので、
そこはかとなく雑な印象を与えてしまうんですね。
確かに高い声は出てるかもしれないけど、
歌全体で見ると満足度はそんなに高くない。
「ん〜もう1回聴きたいとはあんまり思えないかなぁ」
というのがお客さんのシビアな感想です。
「歌を届ける」
という観点で見ると、
100点の高い声を目指すより、
総合的に80点取れる歌声や演出にこだわった方が、
お客さんの満足度ははるかに高いんです。
お客さんに喜んでもらう事が
ボーカリストの醍醐味の1つですしね。
神は細部に宿ると言いますが、
歌においてもモノにおいても、
「丁寧に扱う」という姿勢が大切なのかもしれません。
親の教えより日々の暮らしが大切
![](https://itachi-layout.com/wp-content/uploads/2022/01/r-architecture-wDDfbanbhl8-unsplash-300x200.jpg)
さて本題です。
あなたはお父様やお母様から
「モノを大切にしなさい」
と言われた事はありますか?
僕は母からよく言われてきました。
でも「モノを大切にしなさい」
ってちょっと漠然とした教えじゃないかなと思うんです。
「モノを大切に扱いなさい」なのか
「もったいないから捨てるな」なのか
その辺の趣旨が曖昧なので、
僕は昔なかなかモノが捨てられませんでした。
「長くちゃんと大切に使って、
ボロボロになるほど使い込んで、
流石にもう元は取ったよね(´∀`;)」
って状態にまでなってないから捨てられない。
「捨てられない」っていうか
「捨てさせてもらえない」の方が正しいかも。
その教え(勘違い?)は次第に呪いとなり、
新しいモノを買う事すら躊躇するようになり、
買ったら怒られるんじゃないか?と、
ある種、強迫観念のようなものすら感じていました。
っていうか何か買ったら怒られてましたね(笑)
お小遣いと言えど、自分のお金なのに。
でも母はよく安いカバンを買って、
「私はカバン持ってない」と口癖のように言ってました。
でもカバン類は大小含めて100個くらいあったんじゃないかな。
そんないたちの経験からお伝えしたい事は1つ。
「モノより暮らしを大切にしよう」
という事です。
さっきの歌もモノも丁寧になんたら・・・
語尾を大切にしているかどうか・・・
のくだりと矛盾しているのは承知の上ですが(笑)
あえてこう提案します。
つまりモノを丁寧に扱うよりも、
モノと上手に付き合って
丁寧な暮らしを手に入れる
事の方が重要だと僕は思います。
さっきの歌のお話を言い換えると、
100点の高い声を目指すより、
総合的に80点取れる歌声や演出にこだわった方が、
お客さんの満足度ははるかに高い。
お客さんに喜んでもらう事が
ボーカリストの醍醐味の1つ。
↓↓↓
モノを100%使い込む事に正しさを見出すより、
暮らし全体の質を80%にする事にこだわった方が、
自分の満足度ははるかに高い。
自分を喜ばせる事が、
人生の醍醐味の1つ。
このように言い換える事ができます。
確かにモノを丁寧に扱う事は大事。
それはもちろん大事。
しかしそれに縛られるがあまり、
暮らしの満足度が下がってしまうのであれば、
いっそ手放してみるのも1つの選択かなと思うんです。
モノがなかなか手放せないのには
何かしらの理由が必ずあります。
もし僕と同じように、
親からそう言われてきたから
そうしつけられてきたから
という理由で手放せないのであれば、
一度勇気を持って手放してみるのもオススメですよ。
いたち
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