ライフスタイル

【洗面台編】ネガティブ視点から導いたラク家事システム実例

〜前回のあらすじ〜

「洗濯物、たたみたくない!」

ネガティブなパワーを逆に利用して、
苦手な家事を克服してやる!
というコンセプトのもと、
見事「洗濯物を畳む」という苦行を乗り越えたいたち。

勢いもそのままに、
今回は苦手な洗面台の掃除に挑もうとする。

はたして、無事ネガティブパワーは
ポジティブへ変換されるのだろうか。。うか。。うk・・・

不思議と乱れていく洗面台

ご来館ありがとうございます。

館長のいたちです、

洗面台って意外と汚れますよね。

ファブリック類ってタオルしかないのに、
なんであんなにホコリが溜まっちゃうんでしょう。
よりによって隅っことかへ寄りに寄ってますよね…

タイルが白いので水アカは目立ちにくいですが、
よくわからない黒い物体とか髪の毛は
放置しているといつの間にかとんでもない事になります。

僕にとっても苦手な家事の1つです。

今回は(あらすじの通り)洗面台の掃除に立ち向かっていこうと思います。

まずはこれまでのやり方(Before)の確認と、
何が苦手なのかを見ていき、

その後Afterをご紹介いたします。

ちなみに掃除のことだから整理収納とは関係ないでしょ?
と思われるかもしれませんが、
実は大きく関わるポイントなので
その点も注目いただけると幸いです。

それでは参りましょう。

 

<Before>
〜綺麗ってなんだっけ?
明らかに汚れたら本気出すスタイル〜

まずこれまでの我が家の掃除方法ですが、

 

ステップ①
洗面台周りの小物を除ける

ステップ②
ウタマロ石鹸とメラミンスポンジを定位置から取り出す

ステップ③
汚れている箇所からとにかく磨いていく

ステップ④
乾拭きして終了

Finish

 

このような流れです。
案外普通ですよね。

むしろこれ以外なくない?

という一矢乱れぬ動きにも思えます。

しかし実際に僕は苦手と感じているので、
その違和感に目を向けると、
次のような苦手ポイントが見つかりました。

 

 

洗面台掃除の苦手なところ


①汚れと向き合いたくない
②掃除道具へのアクセスが悪い
③モノが出ていて掃除しにくい環境になっている

 

ざっとこの3点が僕にとっての苦手ポイントです。

その①

「汚れと向き合いたくない」は、
これはもう純粋な本音ですね(笑)
覚悟を決めてやるしかないんですが…

しかし、そもそも普段から小掃除をしていれば
その嫌悪感は最低限に減るはず。

そこは習慣化の問題なので、
小掃除が習慣になる仕組みの導入が1つのゴールですね。

 

その②

「掃除道具へのアクセスが悪い」ですが、

 

実はここが最も大きなポイントです。

 

少し脱線しますが、
片付けと聞くとつい「しまう」という行動を連想しがちですが、
「使う」ことに配慮することも大切です。

実際、これまでの我が家では、
掃除道具が同じ洗面所にあるものの
置き場所がバラバラになっていました。


↑4歩くらい歩いて、


↑ここまでメラミンスポンジを取りに行っていました。
割とめんどくさいですよね。

 

整理収納には
「使いやすく戻しやすくする」という側面がありますが、
この配置では「使いやすい」という部分も欠けています。

要は取り出しやすいレイアウトじゃなかった事が、
掃除の面倒くささを生み出していたんですね。

 

その③

「モノが出ていて掃除しにくい環境になっている」ですが、

洗面所って何かとモノが多いので、(しかも小物!)
つい出しっぱなしにしてしまいがちです。

これは「掃除に取り掛かるまで」を妨害する大きな要因なので、
ココも整理収納の力が試されるところです。

 

対策としては

「洗面台周りに極力モノを置かない」ことです。

 

例えばメイク道具などの化粧品の類、
コンタクトやワックス、髪ゴムなど身支度の類など、

確かに出ていると使いやすいし、
忙しい朝にはパッと取れた方が時短にはなります。

しかし、いざ掃除する時になると、
わざわざ全てを除けて、、、なんてしていると
それこそ時間がどんどんかかってしまい、
せっかくのやる気もどこかに行ってしまう…

 

長い目で見ると、
やはり「取り出しやすい場所にしまっておく」

つまり「定位置を設ける」事が1つのゴールかなと思います。

 

反対に外に出しておくのは、
ハンドソープ、歯ブラシ、コップなどの必要最低限にしておき、
掃除のしやすさも考えた配置にするとなお良しです◎

 

以上の3つを踏まえた上で、
我が家の洗面台周りはこのような感じにしています。


↑ハンドソープ・観葉植物・コップ(隠れてますが)・時計


↑歯ブラシやコンタクト、
妻の化粧道具などは鏡の中に収納しています。

引き出しの中に

↑メラミンスポンジ
マイクロファイバータオル
ウエス
ウタマロ石鹸

をグルーピングして収納しています。

 

そして肝心の掃除方法Afterです。

 

<After>
〜殺らなきゃ殺られる。
汚れる前にササッと小掃除スタイル〜

 

ステップ①
要らなくなったタオルやTシャツを切ったウエスで

↑洗面台内部の大まかな汚れをサッと拭ってすぐ捨てる

 

ステップ②
水拭き用マイクロファイバータオルで

↑鏡


↑洗面台周り


↑内部

の順に水拭きしていき、
同様の順番で乾拭きもする

 

ステップ③

↑使い終わったマイクロファイバーはすぐ洗濯機へ

そぉ〜れ!

っと放り込み、


またこのようにセッティングすれば終了。
洗濯する直前に小掃除を完了させると、なんか気持ち良いです。

*今回は小掃除バージョンですが、
ガッツリ掃除の場合は
ウエスの代わりにメラミンスポンジとウタマロを取り出して行います。

Finish!

 

これで普段の小掃除システムが完成です。

日常的な小掃除はこの程度におさえ、
週1回 or 来客前などに
ガッツリやるように変更しました。

風水とか占いを気にするのなら毎日本気を出すべきかもしれませんが、

面倒くさがって何もせず汚れるくらいなら、
この程度の小掃除を2日に1回やった方が
よっぽど神様にも愛されそうです。

 

小掃除 習慣化のポイント


最後にこの小掃除を習慣化するポイントですが、

 

洗面台周りのモノを最小限にして、
掃除道具へのアクセスを良くする事

 

が決め手です。

これまでは

「さぁ掃除するぞ・・っ!」
と毎回意気込んでいたんですが、

「あ、掃除しよ!」と思った時に
ササっと掃除できる環境がある方が習慣化しやすい気がします。

 

今までがそんなレイアウトになっていなかったから
面倒臭さを生み出していたんですね。

 

もちろんスペースの問題はお家ごとに違いますし、
ライフスタイル、家族の身長差など
色々考慮すべきポイントはあります。

 

我が家もこれから子供が成長してくると
またその都度レイアウトを変更しなければならないので、

 

今日ご紹介した事が全てでは全くありません。

しかしこれが現時点での
我が家のゴールではあるので、

 

洗面台問題、クリアとします!

 

おわりに


いかかでしたでしょうか。

 

仕組みを考えるって、
一見ハードルが高い事のように思えますが、

 

どうすればラクできるか
ネガティブな感情を抱かないか

 

という視点から考えると、
誰にでも構築できる事だと僕は思います。

 

ネガティブな気持ちってつい打ち消したくなりますが、
力強いエネルギー源になるのも事実です。

 

なのでそのパワーを逆手に取り、
どうすればポジティブになれるのかを考える事って
なんだか建設的な感じがして僕は好きです。

 

なんで苦手なのか
どうすれば解決できるか
何が必要で何が不要か

必要なモノ達はグルーピングして、
最も使いやすい場所に配置する。

その配置で一旦決めて、
なんかやりにくいなと感じたらまたその違和感に目を向ける。

 

世知辛いですが結局はその繰り返しなのかもしれません。

でもここに秘密基地を作っているようなマンが隠れているので、
ぜひ楽しみながら続けて行っていただければと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

いたち